犬や猫などの小動物は近年、伴侶動物へとその目的を変え、我々の生活や社会にとって欠くことのできないものになってきています。これに伴い、より専門的で、かつ広範囲な領域をカバーする獣医療が必要となり、これに対応するために大学や各種学会、研究会等を通じて専門的な教育や情報交換が盛んとなってきております。しかしながら、ウイルス病に関しては研究者と臨床獣医師ならびに医療関係者の間で最新の情報を交換し、共有できる場があまりにも少ない現状です。
そこで、小動物ウイルス病の病因、診断、治療、疫学及びワクチンをはじめとした予防について臨床獣医療が抱えている問題点や疑問点を議論する場を提供することを目的とした研究会「小動物ウイルス病研究会」を設立させていただくこととなりました。本会がわが国の獣医療の発展に寄与できることを信じてやみません。
犬、猫、兎、フェレット、小鳥などの伴侶動物並びにそれらに影響を及ぼす可能性のある動物(野生動物など)
ウイルス及びウイルス感染症を主な対象とします。なお、呼吸器症や下痢症などその他の病原体についても議論が必要な疾病についてはあわせて検討することがあります。
1. 本会独自の研究会・セミナーの開催(年1回以上)
2. 他の研究団体とのコラボレーションによる開催
内容は協力いただく団体とその都度決定します。開催の頻度は未定です。
当面は会員募集せず、年会費や賛助金のご請求はありません。なお、研究会開催時には会場費及び運営費として参加費を徴集させていただく予定です。
リンク集
小動物ウイルス病研究会
〒606-8507
京都大学 ウイルス・再生医科学研究所
ウイルス共進化研究室